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Webサイト制作サービス「Studio」より、不正アクセスによって利用者の情報が外部に流出した可能性があることが公表されています。
Studioをご利用のお客様に向けて、2026年10月21日時点の公式情報と、確認・対応していただきたい内容をまとめました。
Studioで公表されている問題について
Studio社は2026年10月16日、同社が利用するクラウド環境への第三者による不正アクセスと、情報流出の可能性を公表しました。
また、10月21日には、PHPの重大な脆弱性に関する発表を受けた予防措置として、緊急メンテナンスを案内しています。公表済みの不正アクセスと、今回の予防的メンテナンスは、分けて確認する必要があります。
| 公表内容 | 概要 |
|---|---|
| 不正アクセスと情報流出の可能性 | 第三者による不正アクセスが確認され、Studioで管理されている情報が外部から取得可能な状態になっていたことが公表されています。 |
| 10月21日の緊急メンテナンス | PHPの重大な脆弱性への予防措置として実施されるものです。このメンテナンスは、新たな被害を確認したことによる対応ではないと案内されています。 |
不正アクセスの経緯と影響について
Studio社が現時点で確認している不正アクセスの期間は、2026年9月30日から10月1日です。10月13日に不正アクセスを確認し、10月13日から14日にかけて脆弱性の修正と侵入経路を塞ぐ対応を完了したと発表しています。
外部からデータを取得できる状態は10月14日の対処まで続いていたとされています。実際に第三者が情報を取得した事実は確認されていませんが、Studio社は取得されたものとみなして対応を進めています。
流出した可能性がある主な情報
公式発表では、Studioに登録しているすべての利用者について、アカウント情報、デザイン・CMSの内容、保存されたフォーム回答、ライブプレビューURL、外部サービスのAPIキーなどが影響対象として挙げられています。実際に該当する情報は、利用している機能や設定によって異なります。
パスワードはハッシュ化して保存されていたとされていますが、安全のため変更が求められています。また、一部のデータや認証情報は、暗号化されていても内容を知られた可能性があると案内されています。
Studioをご利用のお客様にお願いしたい対応
まず、プロジェクトのオーナー宛てに届いているStudioからのメールと、ログイン時の案内をご確認ください。メールが見当たらない場合は、迷惑メールフォルダも確認し、不明な場合は公式の専用窓口へお問い合わせください。
| 利用している機能・設定 | 必要な確認・対応 |
|---|---|
| メールアドレスとパスワードによるログイン | Studioのパスワードを変更してください。同じパスワードを他のサービスでも使用している場合は、そちらも変更してください。 |
| Google・Facebookログイン | これらのログインのみを利用し、Studioのパスワードを設定していない場合は、パスワード変更は不要とされています。過去にパスワードを設定したことがある場合は、公式案内をご確認ください。 |
| ライブプレビュー | 発行済みのURLを削除し、引き続き共有する場合は新しいURLを発行してください。 |
| 外部サービスとのAPI連携 | 連携先で新しいAPIキー・トークンを発行してStudioの設定を更新し、動作確認後に古いものを失効させてください。 |
| パスワード保護ページ | 保護ページのパスワードを変更し、必要な共有先へ新しいパスワードをご案内ください。 |
| Googleスプレッドシート連携 | Studio側で連携を解除し、Googleアカウント側でStudioのアクセス権を削除したうえで、改めて連携することが推奨されています。 |
| カスタムプロキシ・Webhook通知 | プロキシキーの差し替えや通知先URLの切り替えについて、Studioからの個別案内に沿って対応してください。 |
Google reCAPTCHA v3のシークレットキーについては、現時点で一律の差し替えは求められていません。不審な利用の増加やフォーム送信の問題がある場合は、公式案内をご確認ください。
機能別の詳しい対応方法は、Studio公式の案内をご確認ください。
フォームをご利用の場合は、送信された情報をご確認ください
Studioに保存されていたフォーム回答は、流出した可能性がある情報に含まれています。ゴミ箱に移しただけの回答や、ライブプレビューからテスト送信した回答も対象に含まれると案内されています。
一方、「フォームの結果をStudioに保存」を無効にしていた間の回答や、2026年9月30日より前に完全削除した回答は対象に含まれないとされています。Googleフォームなど外部サービスのフォームを埋め込んでいる場合、その外部フォームの回答は対象に含まれないと案内されています。
対象となる回答の範囲は、個別案内と公式情報をご確認ください。サイトが通常どおり表示されている場合も、フォーム情報への影響は別途確認が必要です。
個人情報保護委員会への報告と、ご本人への通知について
フォームで個人情報を取得していた場合、個人情報保護委員会への報告や、情報を送信したご本人への通知が必要となる場合があります。
10月20日のStudio公式の続報では、委員会への報告について、利用者が個別に報告する方法と、Studio社が取りまとめて連名で報告する方法を選択できると案内されています。連名報告の申込方法・受付期間は、公式の続報をご確認ください。
連名報告には、サイト利用者ご本人への通知は含まれません。ご本人への通知が必要な場合の対応は、別途ご確認ください。10月17日時点の「個別報告を保留する」という案内だけで判断せず、更新された情報をご確認ください。
10月21日22時からの緊急メンテナンスについて
Studioは、PHPの重大な脆弱性に関する発表を受け、2026年10月21日(水)22時から、予防措置としてダッシュボード・エディターを一時停止すると案内しています。終了時刻は未定です。
| 項目 | 公式案内の内容 |
|---|---|
| 利用できなくなる機能 | ダッシュボード・エディターへのログインと操作、テンプレートの購入・出品 |
| 影響がないと案内されている機能 | 公開済みサイトの閲覧、プレビューサイトの閲覧 |
| 再開の確認 | Studio公式ステータスページ、公式X、案内メールをご確認ください。 |
サイトの更新や設定変更を予定している場合は、メンテナンス時間にご注意ください。再開後は、変更内容やフォーム、外部連携が正常に動作しているかをご確認ください。
Studio公式:緊急メンテナンスのお知らせ、Studio公式ステータスページ
不審なメールや連絡にもご注意ください
今回の事案に便乗したメールやメッセージにご注意ください。Studioを名乗る連絡があっても、メール内のリンクから安易にパスワードや認証情報を入力せず、公式サイトから案内をご確認ください。
弊社が現在おすすめしているWebサイトの構築・移行方法
弊社では現在、Webサイトの新規制作や運用環境の見直しにあたり、静的ファイルでの構築、WordPressでの実装、Cloudflareが公開したCMS「EmDash」での実装を、お客様の用途に応じておすすめしています。
更新頻度、必要な機能、個人情報の取り扱い、管理担当者の体制、ご予算を確認し、長く管理・運用できる構成をご提案します。
更新頻度が低いサイトには、静的ファイルでの構築
会社案内、サービス紹介、ランディングページなど、更新頻度が比較的低いWebサイトには、HTML・CSS・JavaScriptなどの静的ファイルを配信する構成をおすすめしています。
公開側にCMSの管理画面やPHPによる処理を設置しない構成にすることで、管理する仕組みをシンプルにし、攻撃の対象となる箇所を減らせます。表示速度や、別の配信環境への移しやすさも考慮して設計します。
お問い合わせフォームが必要な場合は、送信処理と個人情報の保存先を別途設計します。更新作業の方法も含めて、運用しやすい形をご案内します。
お知らせや記事を継続して更新するサイトには、WordPress
お知らせ、コラム、採用情報、制作実績などを、お客様ご自身で継続的に更新する場合は、WordPressでの実装をご提案しています。必要な機能や編集方法に合わせて、管理画面を設計できます。
WordPressでは、サーバー・PHP・WordPress本体・プラグイン・テーマの継続的な保守が重要です。必要なプラグインを選定し、更新、バックアップ、アクセス管理、障害時の復旧まで含めた運用体制をご提案します。
新しいCMS構成を検討する場合には、EmDash
Cloudflareが公開したオープンソースCMS「EmDash」も、構築・移行の選択肢としておすすめしています。
EmDashはAstroを基盤とするCMSで、PHPに依存しない構成でコンテンツの管理・公開ができます。また、プラグインの実行環境や利用できる権限を制限する仕組みを備えています。
導入にあたっては、編集画面の使い勝手、必要な機能、外部サービスとの連携、バックアップと復旧方法を確認します。既存サイトの移行では、デザインや各機能の再現方法を事前に検証したうえでご提案します。
EmDash公式サイト、CloudflareによるEmDashの公式紹介
サイトの移行と、情報管理・保守の見直しを支援します
どの構成を選ぶ場合も、適切な設定と継続的な保守が必要です。弊社では、制作方法の選定に加え、管理権限、個人情報の保存先・保存期間、外部サービスとの連携、バックアップと復旧手順まで確認します。
Studioからの移行をご検討の場合は、現在のページやコンテンツ、フォーム、独自ドメイン、アクセス解析、検索流入への影響を整理し、URLの維持や転送設定も含めて移行計画を作成します。
また、今回の不正アクセスに関する対象情報の確認、パスワードや認証情報の変更、必要な報告・通知の検討は、移行の検討と並行して進める必要があります。
弊社とのご契約がないお客様も、現在のWebサイトの確認や、構築方法・移行先の選定についてご相談いただけます。ご利用状況と今後の運用方針を伺い、お客様に合った方法をご提案いたします。
弊社とのご契約がないお客様もご相談いただけます
弊社と保守・管理のご契約がないお客様や、他社で制作されたStudioサイトについても、ご相談いただけます。
「利用している機能が対象か分からない」「制作会社や管理者に何を確認すればよいか分からない」「API連携の設定変更やフォームの確認を相談したい」といった場合は、お問い合わせください。
お問い合わせの際は、対象サイトのURLと、分かる範囲でご利用機能・Studioから届いた案内の概要をお知らせください。パスワード、APIキー、フォーム回答に含まれる個人情報は、お問い合わせ本文に記載しないようお願いいたします。
本お知らせは、2026年10月21日時点のStudio社による公式発表をもとにしたご案内です。個別サイトの影響範囲や対応状況は、プロジェクトごとの確認が必要です。最新の情報は、Studio公式の案内をご確認ください。
この記事を書いた人
株式会社SOCIOLA 河田邦昭株式会社SOCIOLA代表取締役。 2009年よりWEB業界に従事し、2016年に株式会社SOCIOLAを設立。 これまで1000件以上のホームページ制作/運用の実績を経験。 WordPress制作、WordPressカスタマイズ、通販サイト制作、SEO対策、WEB広告など幅広く経験。 お客さまの「成功」を目的に、最高のホームページを常に追求し、結果に繋がるホームページを提供します。 WEBについてわからない方に、わかりやすくコミュニケーションを取れると評価を頂いております。 ホームページに困ったこと、相談したいことがある方はお気軽にご相談ください。

