News / Blog

通販サイト制作 公開日: 2022.01.20

「モール型ECサイト・ECモールはどれを選べば良いのかがわからない。」

「おすすめのモール型ECサイト・ECモールが知りたい。」

初めてモール型ECサイト・ECモールを作りたいけど、モール型ECサイト・ECモールはどれを選べば良いのかがわからない方やおすすめのモール型ECサイト・ECモールが知りたい方に向けての記事になります。

今回は、モール型ECサイト・ECモールに出店できるサービスの選び方をまとめました。

本記事の調査日は2021年9月27日現在の情報のため、最新の情報は公式サイトよりご確認をお願いいたします。

目次

モール型ECサイト・ECモールに出店できるサービスで比較するべきポイント

出店費用

モール型ECサイトへの出店費用は、構築方法やサイトに追加したい機能によって相場が変わってきます。

大体の相場は、モール型で無料〜10万円程度、ASP型だと無料〜100万円程度、オープンソース・ECパッケージ・クラウドEC・フルスクラッチ型ではピンからキリまでありますが100万円〜500万円ほどと言われています。

目的予算相場構築方法制作期間目安
とにかく費用を安く抑えたい無料〜10万円モール型1週間程度
費用は抑えつつも少しカスタマイズに力を入れたい10万円〜100万円ASP型・オープンソース型1ヶ月〜2ヶ月
小規模で完全オリジナルのショップを持ちたい40万円〜500万円オープンソース型・パッケージ型・2ヶ月〜5ヶ月
中・大規模で完全オリジナルのショップを持ちたい500万円〜1000万円オープンソース型・パッケージ型・フルスクラッチ4ヶ月〜8ヶ月

※右にスクロールして詳細が確認できます

とにかく費用を安く抑えたい

とにかく費用を安く抑えたい方は、モール型のECショップ構築サービスがおすすめです。

初めてECショップを開設する方や、試験的に導入してみたいと考えている方にはぴったりのサービスと言えます。

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどがECモールに当てはまります。

費用は、無料〜10万円程度が目安です。

構築・制作期間の目安は1週間程度と言われています。

費用は抑えつつも少しカスタマイズに力を入れたい

費用は抑えつつも少しカスタマイズに力を入れたい方は、ASP型・オープンソース型のECショップ構築サービスがおすすめです。

ECショップのデザインや機能の中である程度やりたいことが決まっていて、ASPやオープンソースで実現できる場合には、コストパフォーマンスもよく自由度も高いのでぴったりのサービスと言えます。

「BASE」や「STORES」などがASPに、「E-CUBE」や「Magento」などがオープンソースが当てはまります。

費用は、10万円〜100万円程度が目安です。
「E-CUBE」や「Magento」について、在庫連携やシステム連携のカスタマイズ等を実施する場合は、100万円の費用より高くなるため、制作会社にご確認ください。

構築・制作期間の目安は1ヶ月〜2ヶ月と言われています。

小規模で完全オリジナルのショップを持ちたい

小規模でオリジナルのショップを持ちたい方は、オープンソース型・パッケージ型のECショップ構築サービスがおすすめです。

費用はかかりますが、デザインをオリジナルで作りたい場合や、業務に合わせて追加したい機能がある場合にはぴったりのサービスとなっています。

費用は、40万円〜500万円程度が目安です。

構築・制作期間の目安は2ヶ月〜5ヶ月と言われています。

中・大規模で完全オリジナルのショップを持ちたい

中・大規模で完全オリジナルのショップを持ちたい方は、オープンソース型・パッケージ型・フルスクラッチのECショップ構築サービスがおすすめです。

費用がかなりかかりますが、デザインをオリジナルで作りたい場合や、業務に合わせて追加したい機能がある場合にはぴったりのサービスとなっています。

費用は、500万円〜1000万円程度が目安です。

構築・制作期間の目安は4ヶ月〜8ヶ月と言われています。

下記に記載している目的や機能・サポートなど色々な面からご自身に合ったサービスを見つけてみてください。

目的別

モール型ECサイト・ECモールで何を取り扱うかによって、サービスの選び方が変わってきます。

サービスにもそれぞれ、強み弱みがあるので、それを生かしたサイトを作りたいですよね。

例えばアパレルのサイトと食品のサイトでは、商品はもちろん、ターゲットとするユーザー層、デザインや集客・販売促進の方法などが全く異なります。

このように、取り扱う商品によってモール型ECサイト・ECモールを検討してから開設するのがおすすめです。

また、モール型ECサイト・ECモール開設の事前準備として他社のECサイトをリサーチしてみるのも一つの手段です。

同業他社のサイトがどんなサービスを使っているか、デザインや集客・販売促進の方法などが参考になりますよ。

サポートの充実度

初めてモール型ECサイト・ECモールに出店する方には、サポートが充実しているサービスを利用するのがおすすめです。

モール型ECサイト・ECモールに出店しても右も左も分からない中で、トラブルが起きてしまった場合に、通常の問い合わせ窓口だとメールのやり取りになるため、解決するまでの時間がかかります。

電話やチャットでのサポートがあると、即日対応してくれるので、安心ですよね。

なお、利用者が多いサービスであればあるほど、インターネット上で検索することで問題解決ができることもあります。

ただし初心者には難しいワードや自分だけで解決できない場合もありますので、中級〜上級者向けの問題解決方法と言えます。

なので、初心者の方には、サポートが充実しているサービスを利用するのがおすすめです。

比較表

サービス名初期費用月額費用システム使用料・手数料決済手数料アフィリエイト手数料URL
Amazon0円大口出品 4,900円
小口出品 0円
成約手数料 8~20%
※小口出品は基本成約料100円/件が別途必要
※Kindle アクセサリ 45%
成約手数料に含まれる0円https://sell.amazon.co.jp/sell
楽天市場初期登録費用60,000円+プランによって契約期間分を一括、または分割で支払う
ライトプラン 179,400円
(3か月一括)
がんばれ!プラン 294,000円
(1年一括)
スタンダードプラン 360,000円
(半年ごとの2回分割払い)
メガショッププラン 660,000円
(半年ごとの2回分割払い)
ライトプラン 39,800円
がんばれ!プラン 19,500円
スタンダードプラン 50,000円
メガショッププラン 100,000円
システム利用料
ライトプラン 3.5~5.5%
がんばれ!プラン 3.5~7.0%
スタンダードプラン 2.0~4.5%
メガショッププラン 2.0~4.5%
カード自動決済処理(月額3000円+2.65%~+処理料)
楽天バンク決済155円/件
楽天ペイ 2.5%~3.5%
アフィリエイト経由の売上の1.3%~https://www.rakuten.co.jp/ec/
Yahoo!ショッピング0円0円0円クレジットカード3.24%
コンビニ150円/件
※プロフェッショナル出店のみ選択可
アフィリエイトパートナーへの報酬(1~50%)
+アフィリエイト手数料
(上記、アフィリエイトパートナー報酬の30%)
https://business-ec.yahoo.co.jp/shopping/
au PAY マーケット0円シンプル出店プラン 4,800円
コミコミ出店プラン 4,800円
成約手数料
シンプル出店プラン 5.7~11.2%
コミコミ出店プラン 4.5~9.0%
※決済手数料込み
シンプル出店プラン 3.7~4.7%
コミコミ出店プラン 成約手数料に含まれる
2〜8%https://wowma.shop/
Q100円0円成約手数料 7~12%
※送料加算含む
成約手数料に含まれる0円https://www.qoo10.jp/?__ar=Y
ポンパレモール20,000円29,800円2.50%クレジットカード2.9%+処理料15円/件0円https://www.ponparemall.com/doc/page/sales/contact/

※右にスクロールして詳細が確認できます

Amazon

Amazonの特徴は、流通総額トップの知名度の高さとFBAと呼ばれる業務の代行サービスです。

日本では月間ユニーク訪問者数が1,326万人(デスクトップ)、4,306万人(モバイル)と公式サイトに表記されています。

また、フルフィルメント by Amazon(FBA)を使えば、Amazonの物流拠点(フルフィルメントセンター)に商品を送るだけで、商品の保管から注文処理、配送、返品対応、カスタマーサービスまでを代行して行ってくれるので、フルコミットできない方でも効率的にネットショップ運営をすることができます。

特に初心者の方で、毎月49点以上商品を販売する予定がない方は、小口出品から始めて様子を見て、軌道に乗ってから大口出品に変更することもできますよ。

サイトには、コストシミュレーターも用意されているので、具体的なコストを計算してから出品もできますので気になる方は覗いてみてください。

サービスの基本情報

運営事業者アマゾンジャパン合同会社
売上高(参考値)流通総額:4兆7,069億円(推測)※
2020年(1月~12月)
出店数(参考値)178,000
※2015年6月時点
ドロップシッピング運用不可
外部リンク不可

※出典:https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/70241

出店費用

初期費用0円
月額費用大口出品 4,900円
小口出品 0円
システム使用料・手数料成約手数料 8~20%
※小口出品は基本成約料100円/件が別途必要
※Kindle アクセサリ 45%
決済手数料成約手数料に含まれる
アフィリエイト手数料0円

良いポイント

  • 商品の保管から注文処理、配送、返品対応、カスタマーサービスの代行サービスあり
  • 初期費用が無料

イマイチなポイント

  • お店のブランディングはできない

こんな方におすすめ

  • 最初は小口出品から始めてみたい方
  • 商品の保管から注文処理、配送、返品対応、カスタマーサービスの代行をして欲しい方
  • お店のブランディングは必要ない方

楽天市場

楽天市場の特徴は、総会員数1億人超えの知名度の高さとサポートの充実度の高さです。

総会員数1億1980万人と公式サイトに表記されており、マーケット規模の大きさが魅力的です。

食品・産直品のマーケットシェア率が2020年時点で38.9%となっており、知名度の高さを示しています。

1店舗様に対して1人担当が付く「ECコンサルタント」や、楽天市場のノウハウを学べる講座「楽天大学」といったサポートやツールがしっかり揃っているからこそ、初めての方でも、安心してネットショップをはじめることができます。

ネットショップ運営が初めての方には「がんばれ!プラン」、月商140万円以上望める場合であれば「スタンダードプラン」、さらにその上には「メガショッププラン」も用意されていますので、初心者から上級者の方まで満足できるプランラインナップとなっていますよ。

サイトには、月額費用シミュレーターも用意されているので、具体的なコストを計算してから出品もできますので気になる方は覗いてみてください。

サービスの基本情報

運営事業者株式会社楽天
売上高(参考値)流通総額:4兆4,510億円(トラベル等含む)
2020年(1月~12月)
出店数(参考値)51,153
※2020年8月時点
ドロップシッピング運用可能
外部リンク不可

※出典:https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/70241

出店費用

初期費用初期登録費用60,000円+プランによって契約期間分を一括、または分割で支払う
ライトプラン 179,400円
(3か月一括)
がんばれ!プラン 294,000円
(1年一括)
スタンダードプラン 360,000円
(半年ごとの2回分割払い)
メガショッププラン 660,000円
(半年ごとの2回分割払い)
月額費用ライトプラン 39,800円
がんばれ!プラン 19,500円
スタンダードプラン 50,000円
メガショッププラン 100,000円
システム使用料・手数料システム利用料
ライトプラン 3.5~5.5%
がんばれ!プラン 3.5~7.0%
スタンダードプラン 2.0~4.5%
メガショッププラン 2.0~4.5%
決済手数料カード自動決済処理(月額3000円+2.65%~+処理料)
楽天バンク決済155円/件
楽天ペイ 2.5%~3.5%
アフィリエイト手数料アフィリエイト経由の売上の1.3%~

良いポイント

  • 食品や産直品などの衛生面で信頼感が必要な商材を販売しやすい
  • お店のブランディングができる

イマイチなポイント

  • 初期費用が6万円で高め

こんな方におすすめ

  • 食品や産直品などの衛生面で信頼感が必要な商材を販売したい方
  • お店のブランディングをして、知名度を上げていきたい方

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングの特徴は、初期費用固定費が無料と集客力の高さです。

初期費用、毎月の固定費、売上ロイヤリティが無料なので、リスクを背負うことなくショップ出店ができます。

Yahoo! JAPAN各サービスからの集客のほか、ソフトバンク、LINE、PayPayなどグループ企業の顧客基盤があるため、圧倒的集客力を誇ります。

初期費用・固定費を節約したい方やすでにお店のブランディングが済んでいて、販路を拡大したい方に特におすすめのサービスとなっています。

サイトには、月額費用シミュレーターも用意されているので、具体的なコストを計算してから出品もできますので気になる方は覗いてみてください。

サービスの基本情報

運営事業者ヤフー株式会社
売上高(参考値)1兆4,180億円
2020年(1月~12月)
出店数(参考値)872,289
※2019年3月末時点
ドロップシッピング運用可能
外部リンク可能

※出典:https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/70241

出店費用

初期費用0円
月額費用0円
システム使用料・手数料0円
決済手数料クレジットカード3.24%
コンビニ150円/件
※プロフェッショナル出店のみ選択可
アフィリエイト手数料アフィリエイトパートナーへの報酬(1~50%)
+アフィリエイト手数料
(上記、アフィリエイトパートナー報酬の30%)

良いポイント

  • 初期費用、固定費、売上ロイヤリティ、全て無料
  • 決済手数料が固定

イマイチなポイント

  • 競合が多いのであらかじめ知名度のあるショップでないと厳しい

こんな方におすすめ

  • 初期費用・固定費を節約したい方
  • すでにお店のブランディングが済んでいて、販路を拡大したい方

au PAY マーケット

au PAY マーケットの特徴は、他社モールの商品データ(CSV)を一括登録できる機能と分析機能です。

上記で紹介した他社モールの楽天市場もしくはYahoo!ショッピングの商品データ(CSV)を一括登録できる機能があります。

すでにお店のブランディングが済んでいて、販路を拡大したい方に特におすすめのサービスとなっています。

また、分析機能もアップグレードされていて、売上、商品、アクセス、メルマガ、流入分析などさまざまな状況を見ることができ、ECモール運営においての改善する箇所の優先順位をつけやすいです。

サイトには、月額費用シミュレーターも用意されているので、具体的なコストを計算してから出品もできますので気になる方は覗いてみてください。

サービスの基本情報

運営事業者auコマース&ライフ株式会社
売上高(参考値)流通総額:2,317億円(推測)
2020年(1月~12月)
出店数(参考値)6,000以上
※2018年3月時点
ドロップシッピング運用可能
外部リンク不可

※出典:https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/70241

出店費用

初期費用0円
月額費用シンプル出店プラン 4,800円
コミコミ出店プラン 4,800円
システム使用料・手数料成約手数料
シンプル出店プラン 5.7~11.2%
コミコミ出店プラン 4.5~9.0%
※決済手数料込み
決済手数料シンプル出店プラン 3.7~4.7%
コミコミ出店プラン 成約手数料に含まれる
アフィリエイト手数料2〜8%

良いポイント

  • au会員を取り込みやすい
  • 楽天市場もしくはYahoo!ショッピングの商品データ(CSV)を一括登録できる機能
  • 分析機能で改善する箇所の優先順位をつけやすい

イマイチなポイント

  • 競合が多いのであらかじめ知名度のあるショップでないと厳しい

こんな方におすすめ

  • au会員を取り込みたい方
  • 初期費用・固定費を節約したい方
  • すでにお店のブランディングが済んでいて、販路を拡大したい方

Q10

Q10の特徴は、初期費用・ランニングコストがかからない仕組みととQWMSです。

初期費用・月額費用がかからず、販売時にかかるシステム手数料のみでショップ運営ができます。

またQWMSを使えば、指定された物流倉庫に商品を送るだけで、受注や在庫管理、配送までを代行して行ってくれるので、フルコミットできない方でも効率的にネットショップ運営をすることができます。

ショップ内でお客さんが利用できる定期的に発行されるQoo10負担の割引クーポンを利用すれば、売り上げアップも見込めます。

サイトには、月額費用シミュレーターも用意されているので、具体的なコストを計算してから出品もできますので気になる方は覗いてみてください。

サービスの基本情報

運営事業者eBay Japan合同会社
売上高(参考値)1,542億円(推測)
2020年(1月~12月)
出店数(参考値)11,000
※2018年5月時点
ドロップシッピング運用お問い合わせ
外部リンクお問い合わせ

※出典:https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/70241

出店費用

初期費用0円
月額費用0円
システム使用料・手数料成約手数料 7~12%
※送料加算含む
決済手数料成約手数料に含まれる
アフィリエイト手数料0円

良いポイント

  • 初期費用・ランニングコストがかからない
  • QWMSを使右ことで受注や在庫管理、配送までを代行

イマイチなポイント

  • 上記の大手モールと比べると利用者が少ない
  • 売れる商品ジャンルに偏りがある

こんな方におすすめ

  • 初期費用・固定費を節約したい方
  • 10~30代の女性向けの商品を販売していてすでにお店のブランディングが済んでいる方

ポンパレモール

ポンパレモールの特徴は、リクルートが運営しているサービスであることとPontaポイントとの提携です。

リクルートが運営しているモールなので、安心して利用できますし、利用ユーザーも多くネットで調べれば問題解決がしやすいので初心者から上級者まで幅広くおすすめです。

すでにお店のブランディングが済んでいて、販路を拡大したい方に特におすすめのサービスとなっています。

また、Pontaポイントとの提携もしているので、ポンパレモールでも使用可、ショッピングすればポイントが貯まるので、Pontaからの集客が期待できます。

サービスの基本情報

運営事業者株式会社リクルートライフスタイル
売上高(参考値)記載なし
出店数(参考値)2,571
2018年3月
ドロップシッピング運用お問い合わせ
外部リンクお問い合わせ

出店費用

初期費用20,000円
月額費用29,800円
システム使用料・手数料2.5%
決済手数料クレジットカード2.9%+処理料15円/件
アフィリエイト手数料0円

良いポイント

  • Ponta会員を取り込みやすい
  • リクルートが運営

イマイチなポイント

  • 競合が多いのであらかじめ知名度のあるショップでないと厳しい

こんな方におすすめ

  • Ponta会員を取り込みたい方
  • 初期費用・固定費を節約したい方
  • すでにお店のブランディングが済んでいて、販路を拡大したい方

ECモール型構築サービスとは?

ECモールは、ショッピングモール型ECサイトの略で、複数の事業者が出店、出品を行うサービスのことです。

例えば、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどが有名です。

それらのモールに出店したい人が出店できるサービスのことを「ECモール型構築サービス」とこちらのサイトでは呼んでいます。

ECサイトの構築には、モール型だけでなく以下の手法があります。

  • モール型
  • ASP
  • クラウドサービス
  • パッケージ
  • オープンソース
  • フルスクラッチ

ショップで何を取り扱うかによって、サービスの選び方が変わってきます。

サービスにもそれぞれ、強み弱みがあるので、それを生かしたサイトを作りたいですよね。

例えばアパレルのサイトと食品のサイトでは、商品はもちろん、ターゲットとするユーザー層、デザインや集客・販売促進の方法などが全く異なります。

このように、取り扱う商品によってECモールを検討してから開設するのがおすすめです。

ECモールとECカートの違い

ECサイト・ネットショップと言っても大きく分けると「ECカート」と「ECモール」の2つに分けられます。

ECモール・ECサイト・ネットショップを運営する方は、これらの違いを理解しておくべきと言えます。

ここからは、ECモールとECカートの違いを説明します。

ECモール

メリットとデメリット

メリット

  • 集客しやすい
  • コストが安く抑えられる
  • デザインの自由度が高い

ECモールは、集客のしやすさが1番のメリットと言えます。

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングは、知名度が高いためそのサイト内で検索して買い物をする方も多く、商品がお客さんにヒットする可能性が高まります。

ブログやホームページ・ネットショップへの集客は難しいと言われているので、ECモールでの集客に力を入れたい方や、SEO対策・インターネットマーケティングの知識に自信がない方におすすめのサービスです。

デメリット

  • 独自ドメインを使用できない
  • コストがかかる
  • デザインの自由度が低い

ECモールの場合、独自ドメインを使用できないことがデメリットとしてあげられます。

そのため、お持ちのブログや自社ホームページにネットショップ機能を追加することができません。

また、ECカートに比べて、ECモールの方がコストがかかります。

月額の出店料だけではなく、販売手数料、システム手数料などの手数料がかかってしまいます。

知名度のあるサイトを借りることになるので、集客力が高い分コストがかかるのが、ECモールの特徴と言えます。

ブログやホームページ・ネットショップへの集客をする予定がない方にはおすすめのサービスです。

ECカート

ネットショップに必要な販売・カート機能・決済処理をしてくれるサービスのことです。

ECカートも大きく分けると2種類あります。

1つ目は、大規模なショップが利用することが多い、カートシステムやWebサイトを0からすべて開発する方法です。

例えば、GMOペパボ株式会社が運営する「カラーミーショップ」などが有名です。

2つ目は、ASPを利用する方法です。

ASPとは「【Application Service Provider】アプリケーションサービスプロバイダ」の略で、予め用意されたサーバーやカートシステム・Webサイトを利用する方法です。

例えば、「BASE」や「STORES」などが有名です。

メリットとデメリット

メリット

  • 独自ドメインを使用できる
  • コストが安く抑えられる
  • デザインの自由度が高い

ECカートの場合、独自ドメインを使用できることがメリットとしてあげられます。

ブログや自社ホームページにネットショップ機能を追加することが簡単にできます。

ECモールと比べるとデザインの自由度が高いので、実現したいデザインやデザインに拘ったネットショップを持ちたい方におすすめのサービスです。

また、ECモールに比べて、ECカートの方がコストが安く抑えられることが多いです。

初期費用や月額利用料が無料のサービスもあり、販売手数料のみでコストを抑えられることもあります。

そのため、個人で副業を始めたい方やハンドメイドの商品を売ってみたいなという方に特におすすめのサービスです。

デメリット

  • 集客がしづらい

ECカートの場合、ブログやホームページ・ネットショップへの集客ができなければ、お客さんを増やすことができません。

そのため、インターネット検索の仕組みやSEO対策、インターネットマーケティングの知識が必要になります。

ECモールと比べてしまうと、やはりどうしても集客がしづらいのがECカートのデメリットと言えるでしょう。

ECカートサービスについて、さらに詳しいことが知りたい方はこちらの記事もおすすめです↓

ECサイト構築の手順

モール型の構築手順

      出店申し込み
      開店開業準備
      審査
      開店

モール型の場合、それぞれのモールで出店の手順が案内されますので、基本的にその通りに行えば問題ありません。

モールによって、審査基準やルールは異なりますので、出店する前に気になるカ所の確認はしておきましょう。

ASP型の構築手順

      ASP申し込み・登録
      ショップページ作成
      商品登録
      開店

ASP型の場合、下記のオープンソース・ECパッケージ・クラウドEC・フルスクラッチ型に比べると、スタートダッシュが早く切れます。

サイトデザインも、テンプレートが用意されていたり、HTML、CSSが編集できるので、デザインの自由度も中程度と言えます。

オープンソース・ECパッケージ・クラウドEC・フルスクラッチ型の構築手順

      要件定義
      設計書作成
      サイト構築・開発・テスト
      商品登録
      開店

オープンソース・ECパッケージ・クラウドEC・フルスクラッチ型は自分で自由にカスタマイズできる分、サイト構築までに時間がかかります。

またコンサルタントやプロに任せない場合、知識も必要となりますので初心者にはなかなか難しいショップ解説方法と言えます。

モール型ECサイト・ECモール出店に困っているなら、ソシオラにご相談ください

今回は、モール型ECサイト・ECモールに出店できるサービスを紹介しました。

下記に色々な状況に応じたおすすめサービスをまとめています。

これから初めてを運営する方におすすめ

  • Amazon
  • Yahoo!ショッピング

ショップのブランディングをしたい方におすすめ

  • 楽天市場

販路の拡大をしたい方におすすめ

  • Yahoo!ショッピング
  • au PAY マーケット
  • ポンパレモール

発送や商品管理までフルコミットできないけど効率的にネットショップ運営したい方におすすめ

  • Amazon
  • Q10

株式会社SOCIOLAではモール型ECサイト・ECモールの制作/運用サービスを提供しております。
通販サイト・ネットショップの立ち上げに困っている方は、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

株式会社SOCIOLA

株式会社SOCIOLAは、ホームページ制作/運用、WEBサイトリニューアル、WordPress制作、WordPressカスタマイズ、通販サイト制作、SEO対策、WEB広告など幅広くサービスを提供しています。 ニュース/ブログでは、ホームページに関連する最新情報やお役立ち情報をお届けいたします。